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血糖値は高くなければ問題ないと思っていませんか??

確かに血糖値が高ければ糖尿病などのリスクがありますが、低く過ぎても健康にとって良くありません。

そんな血糖値の基礎知識と正常値、そして低血糖のリスクについて解説します。

血糖値とは?

血糖値とは、血液中のぶどう糖の濃度を示す数値です。人間は食事で摂取した炭水化物や糖質は、唾液などの含まれる酵素により分解されて、小腸で吸収され、血管を通って筋肉や肝臓などの各組織に運ばれます。

そのため、炭水化物や糖質を摂取した後には血糖値が上昇し、空腹の時には血糖値が下がります。

ぶどう糖は筋肉などのエネルギー源にもなりますが、最も重要なのは脳のエネルギーになる唯一の栄養素ということです。一説では。脳だけで1日120gのぶどう糖を消費します。

これは体全体で消費するぶどう糖の約46%に当たります。脳はぶどう糖無しでは働かないということです。

血糖値の種類

一口に血糖値と言っても、様々な種類があります。その血糖値の種類について解説します。

① 空腹時血糖値
文字通り空腹時に採取した血液中のぶどう糖の濃度ですが、通常は9時間空腹時のことを言います。健康診断を受ける時は、前日の夜から絶食をしますが、それは空腹時血糖値を計測することが目的だったのです。

② 随時血糖値
食事に関係なく計測した血糖値のことです。

③ HbA1c
HbA1cは血液中のぶどう糖とヘモグロビンが結合したたんぱく質のことです。このHbA1cは、120日間は結合が解けないため直前の食事の影響ではなく、過去1~2ヶ月前の血糖値を知ることができます。

この項目も通常の健康診断では、計測されるますので、皆さんも聞いたことはあると思います。

④ 75gOGTT2時間値
75gOGTT2時間値は、75gのぶどう糖を摂取した時の血糖値のことです。

血糖値の正常値と糖尿病の診断基準について

さて、前述の通り血糖値にも様々な種類がありますが、その正常値について解説していきます。

日本糖尿病学会の診断ガイドでは、糖尿病を診断するに当たり下記のような診断基準が定められています。

表 1糖尿病の診断基準


血糖値の種類

診断基準値

 空腹時血糖値

126mg/dL以上

75gOGTT2時間値

200mg/dL以上

随時血糖値

200mg/dL以上

HbA1c

6.5%以上

①~③までの項目で1つ以上該当し、④も該当すると糖尿病と診断されます。

反対に下記のような血糖値が測定された場合には正常値と判断されます。

表 2血糖値の正常値


血糖値の種類

正常値

 空腹時血糖値

110mg/dL未満

75gOGTT2時間値

140mg/dL未満

糖尿病の診断には糖尿病と正常値以外の境界型というものがあり、肥満度(BMI、腹囲など)や体重歴、生活習慣や75gOGTT2時間値など総合的に判断されます。

低血糖のリスクとは?

これまでは、高血糖=糖尿病について解説しましたが、ここからは低血糖とそのリスクについて解説します。

人の血糖値は通常70~120mg/dLの範囲で変化しますが、長期の絶食や糖尿病治療のためのインスリン誤投与、または内因性の原因で低血糖に陥ることがあります。

人は低血糖になると、眠気・発語困難・集中力の散漫・震えなど症状があり、ひどい場合には意識を失う可能性もあります。脳の唯一のエネルギー源であるぶどう糖が不足することにより、脳や神経系に影響が現れます。

内因性の原因には、反応性低血糖があります。これは長期間の過剰な糖質摂取により、インスリン分泌のコントロール機能が低下し、過剰にインスリンが分泌してしまうことで低血糖になるものです。

反応性低血糖と診断された場合は、食事量と糖質の摂取量を減らすことで改善できます。

高血糖も低血糖もすべては食生活により改善できるものがほとんどです。会社員の方は毎年の健康診断の結果をもう一度振り返り、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?

また、毎年健康診断を受けていない方は、まずは受診して今の自分の体を知るところから、始めましょう。

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